2012.09.24更新
人々を笑わせ、考えさせる研究に贈られる「イグ・ノーベル賞」に、しゃべっている人を黙らせる装置「スピーチジャマー(おしゃべり妨害器)」を発明した2人が「音響学賞」に選ばれた。
装置は、特定の方向からの音だけを拾う指向性マイクと、音を遅らせる電気回路、特定の方向だけに音を出す指向性スピーカーを組み合わせた。
おしゃべりしている人に向けると、その人の声を拾い、0・2~0・3秒遅れて本人に送り返す。微妙に遅れて届く自分の声に脳が混乱し、しゃべり続けられなくなる。
想定との一つとして、会議で長々と話す人に向けるとありますが、こんな面白い装置だったら、注意された方も、怒りも感じずに思わず笑ってしまいそうですね。
副院長
投稿者: 経堂もりもと歯科
2012.09.20更新
ビールに含まれるホップの成分に筋肉の萎縮を抑制する作用があることが徳島大学の実験で分かった。
機能性食品の開発などに応用できれば、寝たきりの高齢者らの筋肉老化防止につながると期待される。
ただ、人が効果を得るには、ビールを毎日数十~数万リットル飲み続ける必要があるというので、機能性食品や薬の開発が期待される。
まだまだ暑い日が続きます。ビールがより美味しくなる話題ですね。
副院長
投稿者: 経堂もりもと歯科
2012.09.13更新
日本学術会議は、全国の原子力発電所で発生する使用済み核燃料と再処理後に出る高レベル放射性廃棄物について処分方法の抜本的見直しを求める報告書を、内閣府原子力委員会に提出した。
政府が従来検討してきた地中に数万年以上埋めて最終処分するのではなく、将来取り出せるよう暫定的に数十~数百年保管する方式を提言。
「万年単位の超長期にわたり安定した地層を確認するのは、現在の科学的知識と技術的能力では限界がある」と指摘。
科学技術が進むまでの猶予期間として数十~数百年間、取り出し可能な形で保管する「暫定保管」を提案した。
政府は、全ての使用済み核燃料から再利用可能なプルトニウムなどを取り出す再処理をし、残った高レベル放射性廃棄物を地中深くに数万年以上埋設する施策を掲げてきた。
最終処分地の選定は難航。原発事故後の政策見直しで、使用済み核燃料を再処理せずに直接埋める方法の検討を始めた。
原発を稼働するか以前に、まず、この問題をもっと大きく議論しなければならないと思います。
人類はいつ、この責任をどの様な形で果たすことになってしまうのでしょうか。
副院長
投稿者: 経堂もりもと歯科
2012.09.10更新
男性と女性では、ものの見え方が異なるらしい。最新の研究によると、女性は色の違いを見分けることに優れ、男性は素早く動く物体を目で追ったり、遠くの細かいものを見分けたりすることが得意だという。このような進化的適応は、人類が狩猟採集生活を送っていた過去と関係している可能性がある。
果物のオレンジは、男性には女性より少し赤く見えている可能性がある。同様に、緑の草は、ほぼ常に女性のほうがより緑色に見え、男性には少し黄色がかって見えている可能性がある。
世の中の男性が、お化粧の色の違いがわからなくても、女性は怒ってはいけませんね。
副院長
投稿者: 経堂もりもと歯科
2012.09.08更新
全国農業協同組合連合会(全農)は7日から20日まで、豊作で値崩れを起こしているキャベツ1万3080トン、白菜2395トンの出荷をそれぞれ停止すると農水省に届け出た。
日本は、出荷停止をする位ならば、もっと輸出をするべきなのではないでしょうか。
日本の農産物の品質の良さをブランド化し、農業は「儲かる」という仕組み作りを行っていかないと、若者の農業離れは進むばかりです。
副院長
投稿者: 経堂もりもと歯科
2012.09.05更新
「原発ゼロ」でも電力不足が生じないのは、今夏が証明した。
東京電力管内は猛暑日が連日続いたが供給力は勝り、西日本でも関西電力大飯原発の再稼働なしで電力は足りた。
では、電力料金高騰の方はどうか。政府は家庭の電気代について2030年に原発ゼロとした場合、約2倍に跳ねあがる試算を示した。
しかし、これは省エネ技術や節電行動を無視した、いわば“非現実的な数字”である。
例えば消費電力が多い家電を1995年製と2005年製で比較すると、消費電力はエアコンで43%減、冷蔵庫は実に72%減だった。
こうした省エネ性能の向上や節電の広がり、さらに次世代自動車や省エネ住宅などの普及予測から、年間の総電力消費は下がるとみている。
大阪府市エネルギー戦略会議に提出された自然エネルギー財団の試算も、家庭で約3割節電すれば、電気代は2010年と変わらないとの結果だった。
こうした試算以外にも、電力会社の地域独占など非効率を改めれば電気代は下げられる。再生可能エネルギーも、市場参入を促し、技術革新や量産化で発電コストの引き下げを目指すべきだ。
何より原発は「安全神話」が崩壊した瞬間に、政府が最安としてきた「経済性神話」も崩れ去った。同財団は福島事故の損害賠償や除染が20兆~75兆円に上り、立地対策費などを適切に反映させれば、原子力の発電コストが最も高くなると指摘した。
この記事は、政府試算を全て否定して書かれていますので、やや極端であるかも知れません。
しかし、メディアでは、原発がなくなれば電気代が上がり、経済が大打撃を受けるとしか言いませんので、この様な記事を読むと、勇気づけられます。
皆が知恵を絞って、安全な方向に向かっていく事を願います。
副院長
投稿者: 経堂もりもと歯科
2012.09.03更新
続報が出ました。
ZIP!のスマイルキャラバンが同行の犬無しで再開されました。
たしかに代役は立てづらいですから。
以上続報でした。
院長
投稿者: 経堂もりもと歯科
2012.09.01更新
科学雑誌ネイチャーに、低カロリー食で健康になることはあっても、寿命は延びないという研究結果が載ったそうです。
昨今のダイエットブームには向かい風の内容ですが、まあダイエットされている方は長寿というより体型を気にされてのダイエットだとは思いますが。
こういった研究結果を見るときは、結果を鵜呑みにするのはよくありません。とくにマスメディア経由の情報は、センセーショナルな見出しで目を引こうとします。かくいう私もヤフーニュースで知ったのですが。
研究をするときは、必ずその研究条件を見る必要があります。また同じような研究で違う内容の結果が出ていることも多々あります。今回は、アメリカで、低カロリー食で寿命は延びるという結果のグループもあり、条件を見ると、内容は省きますが、低カロリー食でも普通食でも、規則正しい食習慣なら寿命は延び健康になると言えそうです。また低カロリー食というのも、普通食の30%減のカロリーだそうで、それにはビタミンなどの栄養素は十分に必要そうです。
昔は人間の寿命はかなり短く、ここ100年ほどで急激に延びてきています。これには医学の進歩、出生時の死亡率の低下など、外的要因や統計上のロジックがあり、規則正しさだけで言うと、今よりも昔のほうが規則正しかったのではないかと思います。
ただ絶対的に栄養分が不足していたり、今は治せる病気でも亡くなっていたのだろうと思います。
また人間は、とくに現代では食べることで得る満足感、愉しみという感覚もあり、やはりおいしい物を食べるのはやめられないものです。おいしい物はたいがい高カロリーです。おいしいものを食べると、幸福ホルモンが分泌され、制限された生活を送るよりも長生きできるとも言われています。
そうじて私の見解ですが、昔と違って現代は食習慣も不規則になって、通常は寿命が縮むはずであるが、富栄養と進歩した医療の力によって、結果として寿命が延びているものと思われます。ですから医療費もかさむわけです。
歯科の分野は食事に直結します。食べれないというのは人生の愉しみの大きな割合を失うと思います。自分が行っている治療で、食事ができ(もちろん規則正しく、)長生きできるようになってもらえると喜ばしいかぎりです。
たまに患者さんで、入れ歯を治してもらって体重が増えましたと、うれしいことを言ってくださる患者さんもいらっしゃいますが、ほんとは寿命を考えると食べすぎは良くないんでしょうね。
かくいう私はかなり不規則な食生活を送っているので、この記事に逆行して長生きできるか検証してみたいと思います。
院長
投稿者: 経堂もりもと歯科