水と空気を浄化するペルーの広告看板
2014.05.29更新
ペルーの首都リマは、特殊な亜熱帯乾燥気候(砂漠気候だが、湿度は非常に高い)で、水不足と大気汚染が深刻だ。
そこで、ペルー工科大学の研究者たちが、ユニークな大学の宣伝看板を設置した。
看板内部には、空気中の水分を捕まえるフィルターが隠されている。フィルターは有害物質を除去し、集められた水は飲用水にすることが出来る。
それぞれの看板の「成果」は、1日に20リットルで、設置された蛇口を通してリマ市民が利用することができる。
また、第2のプロジェクトとして、埃や金属や石の小片をとらえて、毎日10万立方メートルの空気を浄化する看板を設置するとしている。これは、1200本の樹木の生えた森林に相当するという。
ただの装置では無く、看板、としたところが面白いですね。日本でも、首都高などに導入されたら良いのでは無いでしょうか?
副院長
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