人々を笑わせ、考えさせる研究に贈られる「イグ・ノーベル賞」に、しゃべっている人を黙らせる装置「スピーチジャマー(おしゃべり妨害器)」を発明した2人が「音響学賞」に選ばれた。
装置は、特定の方向からの音だけを拾う指向性マイクと、音を遅らせる電気回路、特定の方向だけに音を出す指向性スピーカーを組み合わせた。
おしゃべりしている人に向けると、その人の声を拾い、0・2~0・3秒遅れて本人に送り返す。微妙に遅れて届く自分の声に脳が混乱し、しゃべり続けられなくなる。
想定との一つとして、会議で長々と話す人に向けるとありますが、こんな面白い装置だったら、注意された方も、怒りも感じずに思わず笑ってしまいそうですね。
副院長