がんになった原爆の被爆者から患部の細胞を採取し、DNAなどを冷凍保存する取り組みを、長崎大が続けている。
現在は放射線によるがんと、通常生活でのがんを見分けることはできないが、被爆者のがん細胞を詳細に解析すれば、放射線によって変化したDNAなどの特徴を見つられる可能性がある。
今年3月までに365例を集めたが、特徴を見いだすには数が少ない。長崎の被爆者は平均年齢77.5歳と高齢化が進んでおり、環境は厳しい。
最近、原発事故への関心が薄れていっている様に感じますが、携わる人々は科学的にデータを取り続けていって欲しいと思います。
そして、政治的圧力に屈せず、事実がありのまま開示されますように。
副院長